ほうれん草の栄養と食べ方
メジャー野菜、ほうれん草。
ほうれん草は緑黄色野菜のなかでも栄養価の高い野菜。
ほうれん草100gに含まれる代表的な栄養素は以下の通り。
特に多い栄養素は、βカロテン、ビタミンC、鉄、カリウム。
βカロテン・・・抗酸化作用があり、老化、がん、免疫機能低下の原因となる活性酸素を取り除く働きがある。
ビタミンC・・・コラーゲンを生成するのに必要であるほか、ビタミンAと同様に抗酸化作用がある。植物性の食品に含まれる鉄の吸収を助ける働きもあり、ほうれん草に含まれる鉄を効率よく摂取するのに役立つ。
鉄・・・貧血の予防になる。女性の方が鉄分不足になりやすい。
カリウム・・・カリウムはナトリウムを排出する働きがあるため、塩分を摂りすぎたときの調整に役立つ。塩分の摂りすぎが原因となる高血圧の予防だけでなく、むくみの対策としても効果が期待できる。
また、冬の方がビタミンCが多い!!
夏に収穫されるほうれん草に比べて、3倍ほどのビタミンCが含まれている!
効率よく栄養を摂取するためには、できるだけ茹でないほうが良いらしい。
それにより、水に溶けやすいビタミンCやカリウムの流出を抑えることができる。
さらに、βカロテンは油と一緒に調理することで吸収率を上げることができる。
これらを踏まえると、バターソテーにするといった方法がおすすめの食べ方といえる。
ちなみに買うときは、
葉っぱがしゃきっとしていて厚みがある方が新鮮で、根っこの付け根がふっくらしている方が甘みがあると言われている。
以上!