もみ殻の使い道

 

もみ殻とは、

成長した稲が穂の部分につけるもみの一番外側にある固い皮のこと。

 

そのもみ殻が今手元にたくさんあるので、その使い方を改めて調べてみよう。

 

まず一番定番の使い方は、マルチング資材として使う方法。

もみ殻をマルチとして畑に敷き詰めることで、

雑草や病気対策、保温・保湿効果、夏場には根を高温から守る効果など、様々な面で活用できる。

 

また、畑にすきこむと土壌改良資材として様々な効果を発揮する。

 

1つ目には、土壌の団粒構造化を促進する効果。

もみ殻を微生物が分解する過程で土壌の団粒構造化が進み、農作物が育ちやすくなる。

 

2つ目には、土壌の通気性・透水性を改善する効果。

パーライトと同じように、もみ殻をすきこむことで土壌の通気性や透水性が上がる。

ただし、乾燥したもみ殻を大量にすきこむと保水性が下がりすぎることもあるが、4カ月ほどすると元に戻るとのこと。

 

3つ目には、病害虫に強くなる効果。

ぼかし肥料のように、もみ殻に含まれる成分によって病害虫の耐性があがる。

また、ケイ酸が多く含まれているので水田ではより良い効果がある。

 

これらのようにメリットは多いが、大量に蒔くと窒素飢餓になる可能性もあるため注意が必要。

 

自分の状況に合わせた使い方を考えてみます。

 

以上!