ニンジンの品種による味の違い~オランジェ、金時ニンジン、向陽2号、京くれない、アロマレッド~

新年一発目!

といっても特別なことは書かずに、最近青果店のお客さんからの質問で答えられなかったことを調べていく。

 

てことで、ニンジンの品種による違いを調べる。主に味のこと。

 

今回調べるのは、オランジェ、京くれない、向陽2号、アロマレッドの4種。

 

「オランジェ」

・全品種の中でもカロテンを多く含んでいるのが特徴。カロテンは体内でビタミンAとして吸収され、皮膚や粘膜の健康を維持する効果がある。

・ニンジン臭さが控えめで甘みが強く、ジュースとして利用されることも多い。

 

「金時ニンジン」

・京ニンジンとも呼ばれ、鮮やかな赤い色が特徴。

・市場で出回る時期は晩秋から1月にかけてと非常に短い。

・肉質は柔らかいながら煮崩れしにくく、主に正月の煮物として使われている。

・ニンジン臭さは少ないが、特有の風味が一般的なニンジンよりも強い。

・カロテンに加え、抗酸化作用のあるリコピンも豊富。

 

「向陽2号」

とう立ちが遅くどんな土でも比較的作りやすい5寸人参。

・初めてニンジンを作る人や安定して作る目的なら適している。

 

「京くれない」

・金時ニンジンと5寸人参を掛け合わせた品種。

・金時ニンジンのような赤い色が特徴で、リコピンとカロテンを多く含んでいる。

・オランジェと同じく、ニンジン臭さが少なくて甘みが強い。

 

「アロマレッド」

・バラの香りに含まれるものと同じ成分を含み、フルーツのような香りがするのが特徴。

・味も比較的食べやすいといわれている。

 

 

人参の品種なんて特に書いてなかったりするけど、それぞれに特徴があるから育てるうえでも食べるうえでも違いを知っていた方がいい!

 

以上!