2022-01-01から1年間の記事一覧
寒ちぢみほうれん草とは。 一般的なほうれん草と違い、葉っぱが縮んでいてターサイのように広がっている見た目をしている。 今まで寒ちぢみほうれん草という品種があると思っていたけど、 栽培方法による違いらしい。 ではどうやって栽培するのか。 それは、…
フェンネルとは、 ヨーロッパでは薬草として使われてきた伝統的なハーブ。 セリ科ウイキョウ属の多年草で、日本ではウイキョウ、イタリアではフィノッキオと呼ばれている。 ちなみに、日本で最古のフェンネルに関する記録は平安時代のものだそう。 青果店で…
ターサイ。 緑色の大輪が咲いているような姿をした野菜。 中国野菜の一つで、 その姿は小松菜やホウレン草にも似ているがアブラナ科の一種である。 ターサイには、 肌の健康を維持したり免疫力を高めたりといった効果のあるβカロテンやビタミンC、 骨や歯を…
独特の香りで人気な香味野菜のパクチーは、 東南アジアなど世界各地のスパイス料理に使用されていることで有名。 パクチーには主に、 肌や粘膜の健康を守りアンチエイジング効果のあるβカロテン、 美肌効果や免疫力向上が期待できるビタミンC、 骨や歯の材料…
なんとプチヴェールは、 1990年に日本で誕生した野菜! ケールと芽キャベツを配合して作られた、 世界初の結球しない芽キャベツらしい。 中間地では11月から3月くらいに収穫ができ、40個前後のプチヴェールがとれるらしい。 そんなプチヴェールには、 ビタミ…
その反り返った見た目と縞模様がエビににていることから名付けられた野菜、海老芋。 海老芋は京芋とも呼ばれ、 京料理で古くから使われてきた高級食材である。 海老芋には、ビタミンB2やミネラルが豊富。 ビタミンB2には脂肪燃焼効果があり、海老芋自体のカ…
キャベツを意味するコールとカブを意味するラビで、コールラビ。 これを書くまでずっとコールラビットと呼んでいたことに気づいた。。。 日本ではあまり馴染みがないが、 ヨーロッパでは一般的に食されているらしい。 コールラビには、 お肌に良いビタミンC…
日本では青汁の材料として知られているケール。 菊芋と同じくケールもスーパーフードらしい。 一年中栽培できる野菜だが、 冬に採れるものの方が甘味は強く、夏に採れるものは栄養価が高いといった違いがある。 そんなケールには、 ビタミンC・K、カルシウム…
最近スーパーフードとして話題になっているらしい、菊芋。 里芋の一種だと思っていたけど、どうやら全然違うみたいだ。 キク科で北アメリカ原産の野菜。 他の芋と違ってデンプンをあまり含まないため、低カロリーな野菜として重宝される。 最大の特徴は、菊…
メジャー野菜、ほうれん草。 ほうれん草は緑黄色野菜のなかでも栄養価の高い野菜。 ほうれん草100gに含まれる代表的な栄養素は以下の通り。 特に多い栄養素は、βカロテン、ビタミンC、鉄、カリウム。 βカロテン・・・抗酸化作用があり、老化、がん、免疫機能…
先日、秋じゃがを収穫した。 すると、いくつか皮が赤みがかっているものが出てきた。 調べてみると、それは低温障がいによるものらしい。 保存時に2度以下にさらされると生じるものであり、 味や食感には問題がないとのこと。 また別パターンとして、切断し…
先日、父が頚髄損傷で首から下がほとんど動かなくなった。 ドラマで見る状況が突然一番近くで起きた。 24時間テレビはもう観る側ではなく出る側だ。 農家という特殊な環境であるため、青年会のような地域での仕事や、農地の管理,確定申告など父が一人で行っ…
先日、 ご近所のおばあさんがお亡くなりになった。 僕の地域では、葬儀や通夜の時に近隣住民でお互いに助け合う相互扶助組織である、「組内」なるものが存在する。 先日お亡くなりになった方は自分と同じ組内の方であったため、怪我をしている父に代わって急…
紅くるり大根。 赤色の大根の一つだが、これほど中まで真っ赤なものは他にないのが大きな特徴。 職場の青果店では、正直あまり売れる野菜ではない。 しかし、 先日紅くるりを初めて食べた時に、 普通の大根よりも全然美味しいと感じたので調べてみた。 紅く…
ロマネスコとは、 イタリアかドイツが発祥とされる野菜で、「神が人間を試すために創った野菜」ともいわれているらしい。 ブロッコリーとカリフラワーを掛け合わせた野菜とされていて、味はブロッコリー、食感はカリフラワーに似ているとのこと。 そんなロマ…
僕はまだ食べたことない野菜、金時草。 葉の裏が紫色で、茹でるとモロヘイヤのような滑りが出るのが特徴。 そんな金時草100gには、 老化防止、免疫力増加、眼精疲労の抑制といった効果のあるアントシアニンが、ワイン1L分入っているとのこと。すごい。 また…
鍋に入れる苦い葉っぱ、春菊。 春菊は緑黄色野菜の中でもトップクラスに栄養価が高い野菜と言われている。 「抗酸化作用があり、体内でビタミンAに変わるβカロテン、皮膚や粘膜の健康を保ち、風邪予防にも重要なビタミンC、骨の形成に必要なカルシウム、貧血…
オータムポエムとは、 菜花類の菜心と紅菜苔を掛け合わせてできた中国野菜。 青果店で働くまで存在すら知らなかったけど、感覚的にはレタスみたいなメジャー野菜くらい結構売れている気がする。 そんなオータムポエムを探る。 オータムポエムは、10月頃に種…
先日、初めて農作業の仕事依頼を受けた。 簡単にいうと、ある企業さんが開設する農園の農地を耕してマルチを張るという仕事。 直接自分に依頼があったわけではなく、依頼を受けた農家さんにお手伝いとして頼まれただけなんだけど。 普通だったら農業は収穫し…
育てているキャベツが、収穫が間に合わないとどんどん割れてくる! なぜ? 原因1 外側の成長が追い付かない! 内部の成長速度に外側の葉が追い付かないと、結球しても割れてしまうらしい。 結球した葉は成長が収まるのに対し、雨がたくさん降った後晴れが続…
マルチ。 略さずいうとマルチング。 畝の表面を覆う農業用資材のこと。 マルチには、地温の調整、雑草対策、水分保持、病気の予防といった機能がある。 マルチの色によって機能が異なり、その種類と特徴をまとめていく。 ちなみに、主な種類は 黒、透明、シ…
にんじん畑にたくさん発生しているハキダメギク。 以前、除草剤をまいたのだが、あまり枯れていない! で、結構大きくなっちゃってニンジンの成長を邪魔するようになってしまっている。 何でうまく枯れなかったのか。 考えられるのは、 水に混ぜた除草剤の分…
農業をやっていると、出荷するものが少ない端境期が来る。 研修先では今がまさにその端境期。 1,2ヶ月たつとまた忙しくなるから、端境期はのんびり仕事をしながら過ごす農業者が多い印象。 でも、そんなにのんびりしていられるほど自分には余裕はない! じ…
開業したら必要になるのが、農園のホームページ! なぜ作る必要があるのか? 農園の方針によって理由はいろいろあると思うけど、 自分の場合は、 ①取材や仕事の相談が届きやすくなる ②たまたま農園を知ってくれた人により深く興味を持ってもらえる この2つが…
ブルーべりの収穫や除草作業のように立ったりしゃがんだりをしていると、 立ち眩みを起こすことが良くある。 危ないし煩わしいから、 なぜ起きるのか、どうすれば防げるのかを調べる。 まずその仕組みについて。 立ち眩みとは、 座ったり横になったりしてい…
タイトルの通り、 去年の8月から始めた研修を今年の12月いっぱいで卒業することになった! 今年の春くらいから研修をいつまで行うべきか具体的に考えはじめ、 いろいろな先輩方に相談したりした結果、この決断に至った! 今は、 ようやく次のステップに進め…
畑によく生えている雑草の一つスベリヒユ。 軸となる茎を中心に地を這うように伸びていくので、手で掴みづらくて根っこから引き抜くのが難しい。 故にやっかい。 今回は、そのスベリヒユを調べた。 スベリヒユ スベリヒユは、スベリヒユ科スベリヒユ属の一年…
ハウスで連作をする場合、連作障害を防ぐために土壌消毒をしないといけない! そこでよく行われているのが、太陽熱消毒! 太陽熱消毒のやり方は人によって多少違いはあるみたいだけど、今回は研修先の方法をまとめる。 そもそも太陽熱消毒とは、太陽熱エネル…
野菜の育て方を調べてみると、 人によって微妙な違いがあって何を信じればいいか迷う。 明確な正解はないだろうし、適当にやっても普通に育つこともあると思う。 でも、少しでも良い野菜を多く作りたい! だから、自分にとってベストな作り方を知りたい! そ…
最近畑でよく見る雑草がある。 調べると、ハキダメギクというキク科の雑草だった! 写真だとこんな感じ。 ・ハキダメギク 生育期間4~11月の1年草。 6~8月に茎の上部に黄色の頭状花を咲かせる。 研修先ではザクサとラウンドアップで対策していた。 1年草な…