フェンネルの食べ方と買うときのポイント

フェンネルとは、

ヨーロッパでは薬草として使われてきた伝統的なハーブ。

セリ科ウイキョウ属の多年草で、日本ではウイキョウ、イタリアではフィノッキオと呼ばれている。

 

ちなみに、日本で最古のフェンネルに関する記録は平安時代のものだそう。

 

青果店での仕事中に、フェンネルに興味があるけど使い方が分からないお客さんを高頻度で見てきたので、食べ方について調べる。

 

フェンネルは葉と鱗茎(丸いカブ部分)で使い方が異なる。

 

【葉】

葉の部分は甘くさわやかな香りなのが特徴で、生のままサラダに入れることができる。

また、魚料理のくさみ消しとして使われるのが定番の使用例。

見た目が鮮やかで香付けもできるので、様々な料理のトッピングとして活用できる。

 

【鱗茎】

セロリや玉ねぎに似ていて、野菜として様々な料理に使える。

生だとシャキシャキとした食感で、スライスしてサラダに入れることができる。

さらに、加熱すると玉ねぎのような甘みが出るため、煮込み料理に入れたりスープやグラタンなどの具材にもなる。

 

お店で買うときは、

鮮度が落ちると葉の先端部分から黄色くなるため、葉っぱの先まで緑色かどうかに注意する。

また、鱗茎は丸々としていて白いものを選ぶとよいらしい。

 

保存する場合、

葉と鱗茎を切り離し、葉は湿らせた紙で包むと鮮度が落ちにくい。

 

以上!